平成29年中の結城市・筑西市・桜川市において、たき火による火災が前年(12件)の2倍以上となる27件で、管内の火災原因ワースト1でした。
たき火火災件数 | 結城市 | 筑西市 | 桜川市 | 合 計 |
平成29年 | 5 | 16 | 6 | 27 |
平成28年 | 1 | 8 | 3 | 12 |
比 較 | 4件増 | 8件増 | 3件増 | 15件増 |
【平成29年「たき火」が原因による火災の経過一覧】
経 過 | 結城市 | 筑西市 | 桜川市 | 合 計 |
監視中に着衣着火する | 0 |
0 |
1 | 1 |
火の粉が飛んで離れた場所に燃え移る | 2 | 5 | 2 | 9 |
たき火が周囲に拡大する | 1 | 6 | 2 | 9 |
たき火から離れてしまい拡大する | 2 | 3 | 1 | 6 |
消火不十分で再び燃え出す | 0 | 2 | 0 | 2 |
合 計 | 5 | 16 | 6 | 27 |
野焼きは法律で原則禁止されていますが、宗教上や農業林業でのやむを得ない場合などに限って、たき火はその対象外となっています。
ただし、消防法と筑西広域火災予防条例では次のとおりとなっています。
・可燃物の近くでたき火をしないこと(必要に応じて不燃物の容器に入れる)
・水バケツや消火器などの消火準備をすること
・責任ある監視人をつけること
・火災とまぎらわしい煙・炎を発する場合はあらかじめ届出をすること
・たき火は完全に消化すること
特に、これからの時期は空気が乾燥し、風が強く、延焼拡大や飛び火による周囲の可燃物への燃え移り、また、消火が不十分で再び燃え出してしまうなど、たき火が原因となる火災が多く発生します。
たき火の前は
・周囲に燃えやすいものがない場所で行いましょう
・乾燥注意報発令中や風が強いときはやめましょう
・水バケツ、消火器などの消火準備をしましょう
・多量の煙や炎が出るときは事前に消防署に届け出しましょう
たき火をしているときは
・火を消すまで、その場を離れないようにしましょう
・子供だけでのたき火をさせないようにしましょう
・火の粉が飛ばないように監視し、着衣ややけどに注意しましょう
たき火が終わった後は
・完全に火が消えたことを確認してから離れましょう